2008.09.16 レポート お墓参りする女性は幸せになる?秋分の日の過ごし方で生活満足度に差がくっきり

レポート

~お彼岸に墓参りする女性は、生活満足度が高い~

毎年「家庭での年中行事実施状況」をWEBアンケート調査で実施

25~44歳 男女 全国10,000人の実態を分析

マーケティング会社㈱ウエーブプラネット(東京都千代田区、代表取締役 ツノダ フミコ)では、毎年「家庭での年中行事実施状況」を中心にした生活実態アンケートを実施しております。今回の調査結果からの最新の傾向や特徴につきましては、行事や歳時のタイミングごとに随時ご紹介してまいります。

第2回目の今回は「秋分の日」に関する調査結果です。

「秋のお彼岸」を行っているのは22.9%。特に若い世代(25~29才)での実施率が低下、また、男女差も明確になった。

本調査がスタートした04年から、「秋のお彼岸」「春のお彼岸」の実施率は、共に約22~23%を推移している。秋は墓参りに良い季節ではあるが、「お盆に墓参りする」51.1%と比べて約半分の数値となっており、お墓参りは夏休みに行うのが主流といえる。

男女共に若い世代では実施率が低く、他の年中行事に比べて世代ごとの差が大きい。また、男女差も5.7%もあり、女性の方がお墓参りを欠かさない傾向が見られる。

「秋のお彼岸」実施率は、男女共に都市部に比べて地方の方が高い。約5ポイントの差があり、都市部に比べ地方ではご先祖様を敬う習慣残る。

都市部と地方では、男女ともに地方の方が実施率は高い。地方は、お墓が近くにあり気軽に行けるロケーションであることが考えられ、お盆のお墓参りでも、地方は都市部に差をつけており、地方ではご先祖様が大切にされているといえる。

オンナの幸せとお墓参りに意外な因果関係?女性では生活満足度が高い人ほど「秋のお彼岸」「お盆に墓参り」の実施率が高い。

女性だけの特徴としては「秋のお彼岸」「春のお彼岸」の実施率と、生活満足度(現在の満足度を10点満点で自己評価したもの)の相関関係がみられた。生活満足度の最も高い層の人ほど、お彼岸の実施率も高く、生活満足度が最も低い層と比べ約9.5%の差となった。

女性には近年スピリチュアルブームが起きており、神社仏閣への関心も高まっている。今回の調査結果を見る限り、ご先祖様を大切にすれば幸せになるというのも、あながち嘘ではなさそうだ。

調査概要

調査実施サイト株式会社マクロミル(インターネットリサーチ)
調査対象者全国25歳~44歳の男女
調査期間2008年6月
回答者数10,309件

※調査結果の詳細は、お気軽にお問い合わせください。
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